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04 鎖骨(ダンテ主)

空気がざわめいている。
煌天が近いせいだ。
悪魔たちの気配が、落ち着きなく高まっている気配が伝わって、空気をざわめかせているように感じるのだろう。
それは、悪魔たちが近寄ってこないターミナルで休憩している奏にも察することができた。
人ならぬ身となった感覚器官に、訴えかけてくるもの。
カグヅチの光を遮る建物の中でも、悪魔を高揚させる波動を感じる。
契約という鎖で御されている仲魔たちはもちろん、奏自身も例外ではない。
そして、蒼い瞳をしたデビルハンターも。
半人半魔であるダンテにも、煌天は強い影響をもたらしているみたいで、彼の全身から戦闘時とは似て非なるオーラを全身から発していた。
なにより。
こちらをじっと見つめる眼差しが熱い。
熱くて皮膚が灼けそうな錯覚を覚える。
そしてその感覚が、近づく煌天に煽られた精神をさらに昂ぶらせ、身体の芯に火をつけるのだ。
「あの……ダンテさん……」
とうとう居た堪れなくなって、奏は口を開く。
「なんだ?」
「何で、その……そんなにじっと……こっちを見てるんですか?」
問いかけに、男はニヤリと……人の悪い笑みを浮かべた。
その表情に、ぞくり……と肌が泡立つ。
こういうとき、本質的な二人の関係を思い出させる気がする。
つまり、狩る者と狩られる者。
「……それはだな」
伸ばされた腕。
指先が、鎖骨のラインを辿る。
「……ゃ……」
悪魔となった身体は、快楽に正直で。
明確な意図を持った指の動きに、奏は小さな声を上げた。
「美味そうだなと思ってたのさ」
「うま、そう……?」
「あぁ……この辺りが特にな。ちょっと力を込めたら壊れちまいそうなところがそそる……いっそ、喰っちまうか」
閃かせた唇から覗く犬歯が牙のようだと思った。
そのまま、野性的ではあるが端正に整った顔が近づいてきて。
「……痛っ」
先ほど指先で辿られた場所に容赦なく噛み付かれた。
痛みは甘く、身体の奥を疼かせる。
命を奪うことなく喰われるのだと……淫靡な予感に睫毛を震わせながら、奏は瞼を閉じて男の逞しい背中に腕を回した。


※

マニクロをプレイするようになってから、マニアクスはとんとご無沙汰です。なぜって、ダンテさん貫通スキルを覚えてくれないんだもの(笑)。アマラルートやるには貫通スキル大事。あとダンテさんは目を疑うような言動が多かっただけにマニクロで差し替えになったライドウは随分まともに見えたものです(ライ様は喋んないけどさー)。

  • 2011/06/01 (水) 03:59

タグ:[身体部位10のお題・そのに]

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